駅から検索

富田林市の古墳・遺跡・街道

富田林じないまち

富田林じないまち
所在地
富田林市富田林町
電話
FAX
開館時間
休館日

この場所の詳しい説明

富田林寺内町は、兵火と一揆が絶え間なかった16世紀半ばの戦国時代、ここ南河内、石川の畔に生まれました。永禄初年(1558〜1561年)、本願寺一家衆の京都興正寺第16世の証秀上人が、南河内一帯を支配していた守護代の美作守安見直政(これには諸説あります)から富田の「荒芝地」を銭百貫文で購入。興正寺別院の御堂を建立し、上人の指導のもと近隣4か村の庄屋株が中心となり開発が行なわれました。町全体を仏法の及ぶ空間、寺院の境内と見なして信者らが生活をともにする宗教自治都市「じないまち」の誕生です。
 誕生した頃の寺内町は、外周に土塁を巡らせ堀割もありました。4か所ある町の出入り口にはそれぞれ木戸門が構えられ、夜間は閉ざされて治安を守っていました。町は興正寺を中心に整然と並ぶ六筋七町(後に六筋八町)で、宅地や畠などが計画的に配置されました。広さは東西約400メートル、南北約350メートルで現在の富田林町にほぼ相当します。
 この整然とした町割の区画は今もほぼ元の姿をとどめており、辻角のあて曲げや用心堀、今も断片的に残る土居跡に昔日の面影がうかがえます。

この場所の最寄駅

関連リンク

アクセスマップ

マップ内の左上のコントローラや直接マップをドラッグ操作することで、マップを動かすことができます。
拡大縮小や航空写真に切り替えることも可能です。
また、施設の基本情報や、施設までの行き先案内サービス(Google トランジット)などがご利用いただけます。

お問い合わせ

富田林市教育委員会文化財課
ホームページ: 富田林市ウェブサイト(文化財案内)

ページの先頭へ