大阪狭山市は、大阪平野の東南部に位置し、北東部の平地部と南西部の丘陵部から成り立っています。市域の広がりは、東西に2.4km、南北に7.0km、面積は11.86平方キロメートルであり、まちの中心に位置する日本最古のため池である狭山池に代表される豊かな水と古い歴史と文化が息づく水と緑豊かなまちです。
(写真は狭山池)
大阪狭山市は、616年ごろ築造された日本最古のダム式ため池「狭山池」があるまちです。中世から高野街道(西・下・中)、天野街道、伊勢道などの歴史街道がとおる交通の要衝です。江戸時代には狭山藩北条氏が陣屋を構えました。府立狭山池博物館では、北堤の断面や、平成の大改修で出土した東樋・石棺・重源改修碑などを見ることができます。
さやりん
大阪狭山市のシンボル狭山池をモチーフとして誕生したのが「さやりん」です。お父さんは狭山池の龍神、お母さんは桜の妖精で、瞳の色は狭山池の水面をイメージする青、髪の色は大阪狭山市の木である「桜」の花をイメージするピンクス、タイルは元気で明るい「竜の子」をイメージしています。現在は市のイベントはもちろん、全国のイベントに参加し、大阪狭山市のPRのために活躍中です。
わたしが住んでいる狭山池は、平成の大改修に伴い、公園として整備されたんだよ。その時にね1周約2.8kmの周遊路が造られたんだ。狭山池にはね、桜の木が1200本あって、春は花見客でたくさんの人が訪れるんだ。 晴れた日はね、狭山池から大阪市内まで一望できるんだよ。すっごい、いい眺めだからみんな遊びに来てね。
大野ぶどう
大阪狭山市の大野地区にぶどうが始めて植えられてから約100年が経ちます。数々の苦難を乗り越え現在の「大野ぶどう」のブランドを確立しました。大野ぶどうは、他の産地に比べ、渋みが少なく糖度が高いことで有名です。大野ぶどうは、主に「デラウエア」を指していいますが、他にも多種多様なぶどうが栽培されています。他の地域とは違い、産地直売が大野ぶどうの特徴で、毎年7月から9月にかけて沿道で直売所が並び夏の風物詩となっています。
大阪狭山市果樹振興会(JA大阪南 狭山西支店 内)
TEL:072-365-0831