西高野街道と今熊地区で分岐し、天野山金剛寺へと向かう道は、天野街道と呼ばれています。
天野街道は、河内国と和泉国とを分ける陶器山(とうきやま)丘陵の尾根を通る街道です。その昔、人々が熊野詣でに向かう道としても利用しました。鎌倉時代中期にはすでに整備され、その歴史は西高野街道より古いとも言われています。
天野街道の周辺は、今も豊かな自然や農村の風景が残り、一部は「河内ふるさとのみち」として散策コースにも指定されています。特に今熊から大野西までの区間は、陶器山丘陵に残る自然を楽しめるよう整備が行われていて、散歩やジョギング、ハイキングなどに利用されています。
あまの街道は、平成7年度に建設省(国土交通省)の「手づくり郷土賞」を受賞。平成9年度に「大阪の道99選」にも選定されました。
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