現在の祭神は、経津主命・経津主姫命とされていますが、平安初期には百済宿袮永継とその祖先の飛鳥戸氏を祀まつる神社であったようです。永継の子・冬嗣は、娘の順子と仁明天皇との間にもうけた文徳天皇が即位すると、外祖父として宮廷の実権を握ります。そして、永継とその祖先神を祀っていた杜本神社は、大・小の官社(式内社)とその祭神を記した『延喜式』の名神大社として、宮中の月次祭や新嘗祭には朝廷の勅使が派遣されました。織田信長の高屋城攻めの兵火を受けて焼失しますが、江戸時代に金剛輪寺(宮寺)の住職・覚峰によって再興されて現在に至っています。
マップ内の左上のコントローラや直接マップをドラッグ操作することで、マップを動かすことができます。
拡大縮小や航空写真に切り替えることも可能です。
また、施設の基本情報や、施設までの行き先案内サービス(Google トランジット)などがご利用いただけます。