西行法師終えんの地として知られる弘川寺は、役行者の開基でその自作といわれる薬師如来像を本尊として、天武朝期に勅願寺となり行基や空海もここで修行したと伝えられています。西行は、弘川寺の座主である空寂(くうじゃく)上人が、京の後鳥羽天皇の平癒祈願で名声を高めていたのを耳にし、空寂上人を慕って弘川寺に庵(いおり)を結んだといわれています。「願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」と詠んだ西行が、その宿願のとおり文治6年(1190)2月16日に生涯をとじました。
境内には西行堂、直筆といわれる掛け軸などの史料が展示されている西行記念館があります。
春になれば西行の愛した桜が園内一面に咲き乱れ、秋には紅葉も楽しめます。
弘川寺周辺の桜山は、「弘川寺歴史と文化の森」として整備され、現在は桜の植樹など、里山の回復・保全の活動を行い、「弘川千年の森づくり」を行っています。
【開館時間】本坊庭園は10:00〜17:00
西行記念館は、春季:4月1日〜5月10日、秋季:10月10日〜11月20日
【入 館 料】本庭園拝観と西行記念館見学 大人500円/小人200円
【駐 車 場】あり
【アクセス】近鉄長野線富田林駅より金剛バス「河内」又は「河内小学校前」下車
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お問い合わせ
河南町役場 総合政策部 秘書企画課
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